プラトン『国家』における政治思想

プラトンの『国家』は、多数あるプラトン著作の中でも非常に長く、内容的にみても重要とされ、プラトンの主著中の主著(藤沢令夫氏)とされています。舞台は紀元前375年頃(推定)、筆者プラトンの師であるソクラテスが友人たちとの議論を通じて、正義につい…

プラトン『国家』第2巻(後半)〜第3巻

第2巻前半で、正義についての議論でグラウコンとアデイマントスに詰め寄られ、「個人の正義について考える前に、国家の正義について考えてみよう」という提案で難所を切り抜けたソクラテス。 第2巻後半からは、正義の国家とはどんなものか、について考える…

プラトン『国家』第2巻(前半)

プラトン『国家』第1巻では、正義とは何かについての議論でトラシュマコスを言い負かした(つもりの)ソクラテスですが、周りは彼をほってはくれませんでした。第2巻では、グラウコンとアデイマントスという2人の人物が、お前の議論は不十分だと言わんば…

プラトン『国家』第1巻

プラトンの代表作『国家』第1巻の概要と感想です。 1.導入 祭のために出かけた旅行先で、ソクラテスはケパロスという老人の家に招かれます。 はじめ、ソクラテスは老人ケパロスと、より良い生き方について話し合っていましたが、話題はやがて、正義とは何…

歴史を学ぶ意味

歴史を学ぶ意味 なぜ歴史を学ぶ必要があるのか。疑問に思ったことはないでしょうか。国語は文章を正しく読解するために必要ですし、海外の方とのコミュニケーションを取るための英語も重要です。数学や物理、化学なども現代科学の基礎となっており、大学で理…

巨人の肩の上

面白い読み物、とはいえないまでも、読んで新しい発見ができるような文章を書こうと挑戦しては、何度も挫折してきた。人様に読ませるものは、他の誰もが考えつかなかった、全く新しいものでなくてはならない、という思いがあったのだが、今考えてみれば、そ…